日本
先日テレビを見ていたら、今の首相対する街頭インタビューが流れていた。首相の失言や暴言に対してある婦人は、怒りを通り越して悲しい、と言っていた。
このところ、国民の不安を煽る事実や情報が続いている。年金問題、健康保険問題、介護保健問題、医師不足、冤罪の増加、食品偽装、食品の農薬汚染、不況など。
このような中でゆるぎない安定を誇っているのが、公務員。国家公務員、地方公務員は不正があっても、組織的不正であれば、大した処分を受けることはない。給与は保証され銀行などからの借り入れにおいても高い評価を受ける。退職後は殆んどの職員が第2の就職先を斡旋される。まるで、公務員の生活を保証するために、日本国が存在しているみたいである。もちろん夕張市などの例外もあるが、それも失政のつけに過ぎず誰も責任を問われていない。
今、国民が一番不安に思っているのは、もらえないかもしれない、もらえても減額の激しい年金問題。ずさんな書類管理、徴収偽装、年金の流用などきりがない。国民は政府のやることだから間違いない、国民に不利益を与えるはずが無いといった、はずがない理論でかろうじて信用を与えてきた。だけど、このところの報道ははずがない理論を裏切る出来事ばかり。自殺も増えている。動機の無い殺人も増えている。
日本で生きるためには公務員になるしかない。
米国はチャンスを物にして成功するサクセスストーリーの国と言われるが、1人の成功者の他に浮き上がれなかった人々がどれだけいるのか。つまり、富の集中を推進する国である。格差社会である。日本も米国の社会体制になりつつある。米国の著名な経済学者の中にはかつての日本の年功序列制度や1億総中流の社会を絶賛していた人たちが少なからずいた。つまり、民主的な社会主義体制といったものだろうか。
今の日本の変化を大きく推進している原動力に戦後のベビーブーム時代に生まれた団塊の世代がある。この世代が一挙に動くと社会が大きく変動する。現在の状況を作り上げ、高級官僚になったのもこの時代の人たちである。良くも悪くもこの世代に大きく影響されてきた。
将来不安の時代となった現代を救える政治家は見当たらない。人材不足なのか。
道路と道路と叫ぶ政治家ばかり。


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